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ハンドメイド起業の屋号の決め方

2020年7月2日

こんにちは。
今日は、ハンドメイドなどの自宅教室や店舗の屋号の決め方についてお話したいと思います。
ハンドメイドをお仕事にしたい方にとって「屋号」を長く使っていくからこそ、決め方を知って大好きでお気に入りとなるブランド名をつけて頂けると、いいなと思います。

 

ハンドメイド教室「屋号」ってなに?

屋号とは、個人事業主やフリーランスとして活動する場合の仕事上の名前のことで、あなたのビジネスにつけるブランド名でもあり、お稽古サロン業の場合は「教室名」を指しています。ハンドメイド作家として店舗につける場合も同様です。

ハンドメイドを仕事にすると決めたのなら、屋号をつけたいもの。屋号を考える時間も楽しみの一つ。自分のオリジナルや想いを込めて愛着のわく「ブランド名」を決め方を知ってつけたいですね。

屋号をつけると、ハンドメイド事業としての活動とプライベートを別けられ、きちんと活動しているようにも見てもらえます。ハンドメイドの活動がちゃんと仕事だと信頼されるようにもなります。屋号があることで、ハンドメイド品を販売するのにも生み出すものが「作品」から一気に「商品」となります。ハンドメイドのお仕事にもぜひつけていきましょう。

決め方①候補名をたくさん書き出す

決め方として最初は、ノートにたくさんアイデアを書き出します。気になる”音の響き”や”意味””好きな言葉””好きなフレーズ”などを書き出します。

最近では、フランス語や英語、ハワイの言葉を使う方も多いですね。浮かんだらどんどん書き出して、次は書き出したものを組み合わせて造語を作ってみても良いですね。この時、ノートに書き出す、ということと、最低でも30個以上は書き出すというのが決め方のポイントの一つです。

文字の見た目、バランス、読み方、意味。ポジティブな雰囲気で、業種がわかりやすいもの、業種違いが浮んでしまわないもの、あなたらしさやあなたが生み出すもの、世界観などが伝わるものを選んで決めていきます。

誰にでも呼んでもらえる屋号になってるか?

アイデアを書き出していくうちに「こんな感じにしたい」が明確になってきます。自分がこだわっているのが、音なのか、スペルの見た目なのか、意味、なのか想いなのか。何を感じ、何に価値を置いて考えていますか?

書き出したら、

・誰でもすんなり読めるか?
・誰でもすんなり発音できるか?
・誰でもすんなり覚えられるか?
・誰でもすんなり書ける(入力)できるか?

考えてみましょう。特にフランス語など日本語以外だと、読めない、読めても曖昧だったり、違う読み方をされてしまったり。屋号で検索していただいたとき、ちゃんと辿り着き調べてもらえる屋号なのか、検索でたどり着く読み方なのか、意識しましょう。

そして、日本語以外の時、カタカナで表記する場面が増えるのを想定して、カタカナで書いた時も自分の中でOKが出せるものにしましょう。同様に難しい漢字の屋号の場合も誰でも読めるのか、ひらがなにしてもOKか確認します。

 

屋号に込めた想いを言語化できるか?

その屋号にはどういう意味を持ってつけたのか、どういう想いを込めて決めたのか?を言語化しましょう。想いをどんどん膨らませましょう。生徒さまやお客様、初対面の方に、屋号の意味を聞かれたら、想いを伝えその上で共感を得られるようにしておきます。

ハンドメイドにおける屋号の決め方に関わらず「想い」を伝わるように伝えるのは、集客において、自分にあった生徒さまやお客様に選んでいただけるようになるための大きな必要要素です。誰に、どうなってもらいたいのか?どうして差し上げたいのか?どういう未来の姿になれるのか?

ハンドメイドの「ブランド名」にもそれらの意味を含めていけると良いですね。

 

 

決め方②候補が絞られたら検索してみる

ここまで考えたら、今度は、Yahoo!やGoogleなどの検索エンジンにかけてみましょう。

商標登録を調べる

同じ屋号で既に、商標登録をされていないか確認します。

特許情報プラットホーム 

商標登録はされていないにしても、Google検索などをして同じ屋号の教室はありませんか?同じ名前の商品やブランドは出てきませんか?特に、同じ屋号で近くに競合の教室があったり、違う業種だとしても被ってしまうものがないか確認しましょう。

できれば、同じ屋号がない名前が理想的ですが、どうしても譲れないほど付けたい場合、せめて近くに競合がないことは確認しましょう。大手の教室など有名なものに使われている屋号を使うことで、イメージを持ってもらえないこともあります。検索の結果にも関わってきてしまうかもしれません。

独自ドメインを調べる

同様に、今後ホームページを持つ予定が少しでもあるのなら、ドメイン名を取得できるかどうかも確認しておくと良いですね。似たようなドメイン名があると生徒さまやお客様が混乱してしまうかもしれません。

 

決め方③自分も家族も「いいね」というものにする

ハンドメイドにおける屋号を決める作業はとても楽しい時間となります。夢が膨らむ瞬間でもありますね。そう多くある機会ではありませんので、焦らずじっくり、大好きになれて、周りからも”らしいね”と言われるような屋号をつけましょう。

最後に最終決定は必ず自分でする上で、決め方の一つとして、ご家族にもぜひ聞いてみてください。ベストなのは、ご家族からも「いいね」と言われる屋号。もし何かしらで引っかかるとしたら、それはどんな点なのか、素直に聞いてみましょう。

お稽古サロンの先生達から私自身、決め方について質問を受けたり考えている屋号について相談を受けたり、どう思うか聞かれることがしばしばあります。ご主人と意見が分かれる、と相談されたことも。そんな時は、一旦考えをニュートラルにしてもらい、自分だけでなく家族もみんなが「いいね」って思えるものが他にないのか改めて考えてもらっています。

そうすると、最終的には、みなさんご本人自身もご家族も「すごくいいね!」というものに出会い、つけられていきます。

ハンドメイド起業の屋号の決め方のまとめ

ハンドメイド活動の屋号の決め方についてここまで書きましたが、屋号をつけないで個人名で活動するのでも大丈夫です。途中で変更もできます。変更時は特に手続きは必要ありません。

ハンドメイドにおける屋号の決め方

①たくさん書き出す
②候補が絞られたら検索をかける
③家族からも賛成されるものにする

自分でも大好きだと思えて、周りからも大切にされる、あなたの分身のような屋号。そしてなによりも”自分らしい”屋号で、商品と共にあなたらしさを伝え、サービスを届けていきましょう。

 

 

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