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習い事教室、長く運営していくには?

2020年7月17日

ウィズコロナ時代の大人の習い事教室

大人の習い事。withコロナと言われるライフスタイルの中で、対面のレッスンができないままだったり、制限のある中でレッスンを開催したり。なかなか今までと同じ条件で運営ができすにいる方が多いのではないでしょうか?

オンラインで開催できても、対面はできない、もしくは、対面レッスンができても一度に1人、または2名様までなど人数制限をしたり。今までと同じペースで一度に多くの生徒様にお越しいただける状態に戻っている習い事教室は少ないですよね。

それでも、コロナと付き合っていかなければならない生活の中で、習い事教室もできることをできる範囲でやっていくこと、進んでいくことは大事ですし、そんな中でもちゃんと集客できている教室はあります。

習い事教室の運営は自分が活動をストップしてしまうと機能しません。こんな時代だからこそ、運営におけるできることをより深く考えて、どうしたら生徒様にご満足いただけるのか、どうしたらコロナ時代でも生徒様たちと関わっていられるのか、何度もリピートしてお通いいただけるのか、ポジティブに楽しく運営していきたいものですね。

そもそも習い事の教室の先生は、レッスン費が入らないと収入がなくなってしまうという先生はとても多いです。そうすると教室運営自体が厳しくなりますね。こんな時代だからこそ、レッスンが開催できないことがあるとしても、収入に困らない状態、運営を保てるものを作っておくことはこれからのおけいこ先生には必要なことかもしれません。

さて、お稽古サロンや習い事教室を運営していく上で、長く続けていくために大切なのはなんだと思いますか?ご新規の生徒様をたくさん集めることでしょうか?それとも、レッスンメニューをたくさん持つことでしょうか?

長く運営していくためには、新規の生徒様にきてもらうのはもちろん大切なのですがそれ以上に、目の前の生徒様にリピートしていただき、習い事に通い続けてもらうことがとても大切になってきます。

習い事教室の運営の要、どうやってリピートしてもらう?

例えば、その習い事の体験レッスンにはじめてお越しくださった生徒様はどのくらいの割合で、またきてくださっていますか?何度かお通い頂いていたのに、気付いたらお越しいただけなくなったりすることはありませんか?逆に何年もリピートして通い続けてくださる生徒様はいらっしゃいますか?

習い事教室には一回来てくれたからと言って、ずっとリピートしてくれるという保証はどこにもありません。毎回毎回のレッスンを大切に、お一人お一人の生徒様にご満足頂けて喜んでもらえることに注力していかなくてはなりません。

あなたの教室に通うと、どんな良いことがあるのか?行くと楽しい、行くと癒される、だけではなくそれ以上の価値を感じて貰い続けなければなりません。もちろん価格を安くすれば良い、というものではなく、価格以上の価値を提供していかなくてはなりません。

コロナという今までにない事態を経て、教室の在り方について考えたり、このままの運営の仕方で良いのかな・・と思ったり。なんとなくで運営していた自分の教室、ちゃんと仕事としてやっていきたいと考えたりしませんでしたか?習い事のお教室という仕事だけではなく、これからの生き方とか在り方考えませんでしたか?

習い事教室の先生という働き方を続けたい、と思ったのなら、しっかりと目的を持ってお教室を続けるための行動をしていきましょう。長く続けていくための知識をつけましょう。

長く教室に通ってもらうための20のコツ

ご新規様ももちろん最初のレッスンの時から、そもそもそのレッスンにいらっしゃる前のお問い合わせの段階から、生徒さまの目線やお気持ちを大切に関係を温めておきたいもの。

レッスンにお越し頂いたら

・生徒様お一人お一人をちゃんとみて大切にする
・前回どんなことを話していたか、どういうことを考えている方なのか覚えておく
・気にかけてるよ、ということが伝わるように行動する
・生徒様の好きなもの、興味のあるもの、そして生徒様ご本人に興味を持つ
・レッスンに来てくれることの喜びをちゃんとお伝えたり、嬉しいと伝える。感謝する。
・レッスンでは出し惜しみをせず、しっかりお伝えする。
・もしわからないことがあれば「調べてからお返事します」などうやむやにせず真摯に対応する
・技術を維持する努力を惜しまず、常にスキルアップする向上心と行動力を持つ
・グチやネガティブな発言はしない。
・その場にいない特定の生徒様の話をしないようにする
・生徒様の前では特にポジティブでいる。不調を見せない。
・生徒様一人一人が居心地よく過ごせるように気を配る。
・複数人レッスンの場合は、特に偏りなくバランスよく声かけをする
・レッスン場所を含めて自宅を清潔に保ち、生活感に気をつける。
・楽しかった、癒された、以上の喜びを感じてもらえるようにする。

レッスンが終わった後

・感謝やお礼とともに、その日のレッスンにおいて生徒さまのよかったところ、
うまくできたところ、成長を感じたところなどをお伝えする
・アンケートなどで生徒様の声を聞いたり、レッスン中の会話からよりよくするために改善する
・技術を維持する努力を惜しまず、常にスキルアップする向上心と行動力を持つ
・お通いいただくにあたり特典やポイントを取り入れる
・教室外でのメッセージのやり取りも大切にする

そして、どのレッスンも来てくれてありがとうで終わるのではなく、確実に次回のご予約いただくために、レッスン時間内にその場で次回のレッスンのご予約を承るようにしましょう。意外とその場でご予約を頂かないことで、うやむやになってしまったり「帰宅したら連絡します」ということが忘れられてしまったりします。基本はその場で予約いただくようにしましょう。
長くリピートに繋がるようにするためにはレッスンの時間内だけでなく、日常も大切にしていきたいですね。

 

コロナで変える?習い事教室の運営スタイル

オンラインをメニューに加える

すでに多くの教室がオンラインレッスンを開催しているとはいえ、まだまだオンラインレッスンに消極的な教室も多いです。多くの習い事の先生は、オンラインレッスンを導入してみて「やっぱり対面が一番!」という先生と「オンラインが楽で良い」という先生といらっしゃいます。オンラインも受講の選択肢に含め、お通いいただけない地域からも習い事をご受講いただけるようにしておくと運営力アップにつながります。

とはいえ、オンラインにすぐに移行できた教室もあれば、オンラインレッスンをご案内しても「対面できる時まで待ちます」と言われたり・・。

これは、生徒様がいけないのではなく、実は先生が日頃から対面のよさを伝えて集客していたことで対面に価値を置いている生徒様を集めていたり、そもそも先生ご自身の中で潜在的にオンラインに抵抗があったり、心にブロックがあるとすんなりオンラインに移行できないと感じる原因になっています。

今まで対面でレッスンを受けていただいていると、生徒様はオンラインでレッスンを受講するということに抵抗がある方もいるので、一度体験していただいたり「オンラインも楽しい」ということや「やってみると大変じゃないよ」ということを講師側から伝え、安心してもらえるようにしましょう。

今まで、対面の良さを伝えていた教室でこれからはオンラインも力を入れていきたいと考えている場合は、ペルソナを変える(オンラインに抵抗がない方をターゲットにする)のも一つの手段です。

 

キャッシュレス化を進める

運営力を上げるものの一つに、キャッシュレス化があります。大人の習い事では当日の現金払いというスタイルのところが多いのですが、クレジット払いを導入したり、○○PAY払いを取り入れたり、現金以外の支払い方法も用意しておくと生徒さまにとっても、コロナ禍においては講師側もお金を触らなくて済むなどのメリットがあります。

ただし、手軽な反面デメリットとして、手数料がかかることが挙げられます。現金の管理が不要なこと、集金の手間、生徒さまにとっての利便性、とを教室で判断していく必要がありますね。

楽しみながら習い事教室の運営をしていく

ウィズコロナであっても、そうでなくても、オンラインレッスンはどうするのか?とかオンラインに関係なく生徒様にリピートして長くお通いいただくにはどうするのか考えていかないとなりません。時代が変わったとは言え、教室運営を長くしていく上で、やり方を変えたりトライアンドエラーで日々教室の向上を目指すのはどんな時も当たり前のこと。

どういう教室にしたいのか?どういう教室なら生徒様に喜んでいただけるのか常に思考しながら、そして先生自身も楽しみながら教室運営していきたいですね。

 

趣味の習い事を活かしていく

コロナ時代を経て、これからは本当に自分がやりたいことにチャレンジしたいと感じている方が増えているのではないでしょうか?今までは趣味として習っていたけれど、一度きりの人生、好きなことを仕事にしたい、と仕事にすることを視野に入れ始めた方もいるのでは?

母でもなく、妻でもなく、娘でもなく、一人の女性として、好きなことを仕事にする選択を持てるのはしあわせなこと。

そして、教室を開くのも、それぞれ自分らしさを活かして、あなただから、と選んでいただける教室を展開し、生徒様がたくさんリピートしてくださる教室作りができれば、仕事にできます。パート代以上に稼いでいくことも可能になります。「好きなことを仕事にする」女性をこれからも応援していきます。

 

まとめ

習い事教室の運営には、目の前の生徒さまに何度もリピートして通い続けたいと思ってもらえる教室を作っていきましょう。

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